今から始めるミリシタ考察~夜想令嬢編おまけパート~

ハイ、ドーモ!Sacです!

前回は夜想令嬢に関する謎をいくつか考察したわけなのですが、今回はおまけと言いますか。調べたけど特に使わなかったものやミリシタ内の楽曲ジャケットの所感を語ったり、考察にもならない妄想なんかを書いていこうかなと思います。前回ほどの文章量にはならないと思うので気軽に読んでくださいな!ではいってみましょう!よーい、スタート!

 

まずは各キャラクターの名前について触れて行きましょうか。あ、今回ルカの名前は特に調べてないんで触れません。ご了承を。

 

エドガー…欧米に広く見られる男性名。古英語のead(富、幸せ、豊かさ)とgar(槍)を由来とする。】

エドガーって男性名だったんですね。元々この名前だったのか、それとも…。エドガーの父親は貴族だったらしいのですが、エドガー本人は会った事もないようです。母親は身分違いの恋に落ちたのか、それとも妾だったのか…。個人的にはエドガーが住んでいる街にやってきてから、エドガーの身を守る為に母親があえて男性名を付けたという説が好みですね。ああ、でも、この街に来てから産んだみたいなパターンもありますね。妄想が捗ります。

 

【クリス(クリスティーナ/クリストファー)…キリスト教徒の意。】

・検索してもこれくらいしか出ませんでした。クリスティーナで検索してたからかな?ヴァンパイアと言えばキリスト教なので、それ意識でしょうか?

 

【アレクサンドラ…ヨーロッパの女性名。アレクサンドロスに由来する男性名(アレクサンダー、アレクサンドルなど)の女性形。「守る」を意味する。】

アレクサンドロス3世と同じ名を由来の1つに持つこちらの名前、アレクサンドラには割と似合いますね。意味の1つ、守るっていうのもノエルとの関係を考えるとピッタリ。

 

【エレオノーラ…欧米で用いられるプロヴァンス起源の女性名。エレオノーラはイタリア語圏。由来は不明。ヘブライ語(炎のような神)、ギリシャ語(思いやり)、ケルト語(名誉)などが由来とされる。王室の女性の名前に使われることが多い】

・イタリア語圏の名前だし、夜想令嬢の舞台はイタリアだったりするんですかね?由来とされる3つの言葉はどれもエレオノーラのイメージと合う気がします。炎のような神はどうだろう?って感じが若干しますかね?王家に連なる辺境伯夫人という立場からしても、この名前はマッチしていると思います。

 

【ノエル…フランス語で「クリスマス」を指す語。また、欧米系の男性名もしくは苗字。】

・さっきイタリアなんですかね?とか言ってたらフランス語のやつが出てきました。ただノエルとクリスマスとか特に関係無さそうなので、あまり気にしなくても良いような気もしますね。意外だったのが男性名であるというところ。苗字にも使われるとされていますが、アレクサンドラが「ノエル」と呼んでいるわけですし、苗字ではないでしょう。語感で選んだのか、私の調査の手が及ばなかったか…。

 

【アンジェラ…ギリシャ語「使者」に由来するラテン語名。新約聖書中に「天使」の意味として使われた。英語圏では普通女性名として使われる。】

・エレオノーラの子どもであるアンジェラです。性別どっちなんでしょうか?特に明言されていませんが、この名前ならやっぱり女の子ですかね?興味深いのは「天使」の意味を持つこと。私はアレクサンドラが両性具有者であるという仮説を立てているので、アレクサンドラとの繋がりが気になるところ。まぁ、この子数百年前に亡くなっているわけなんですが…。いやー、夜想令嬢の設定資料全部読みたい…裏の裏まで…。

 

キャラクターネームの由来、意味や所感などはこんな感じですね。名前の由来まで調べたのも初めてだったので、結構新しい発見やキャラクターのイメージにも繋がって面白かったです!考察では使わなかったけどな!

さてそれでは次はミリシタ実装曲である「昏き星、遠い月」のジャケット考察(という名の感想垂れ流し)行ってみましょうか。それではとりあえずジャケット画像ドン!

f:id:sacisnotzaku:20191109224634j:plain

昏き星、遠い月(ゲーム内ジャケット)

こんな感じのジャケットになっております。シャレオツですね。

では、まずはアレクサンドラ側から見ていきましょうか。

白い背景で、一見明るく見えますが、赤い斑点のような模様が血のようですし、よく見ると雨が降っているようにも見えます。アレクサンドラは周囲の人間に距離を置かれていたり、疎まれていたようなので、周りの人間のようなシルエットもそれを表現しているのでしょうか。Overtureで語られた国からの追手を示唆しているというのもあるかもしれません。

背景には他にも城のような建物が見え、いかにも人間側のようなイラストですが、どこか疎外感も感じる。絶妙なバランスだと思います。

 

打って変わってクリスサイド。

黒い背景に白いシルエットが映えますね。こちらはアレクサンドラと違い、背景は非常にシンプルです。月、木、城。分かりやすい。

月はクリスが夜の眷属、ヴァンパイアだからだと容易に想像がつきます。城に関してですが、クリスが過去にいた人間から隔離された世界かな…とも思ったのですが、よく見るとアレクサンドラ側と全く同じイラスト。ということは単に夜想令嬢の舞台を表しているだけなのかもしれません。アレクサンドラ側と違い、背景はシンプルですが、その代わり彼を害する物は何も描かれておらず、逆に落ち着いた印象ですね。

 

ここまで2人の背景をそれぞれ見てきましたが、このジャケット、白と黒の対比が随所に見られるんです。

2人のシルエット、背景、枠。それら全てがお互い逆の色で塗られています。

枠が結末、背景は環境、キャラクターシルエットはキャラクターの内面を表現しているのではないかなと思いました。アレクサンドラの結末はどう考えても良いものではありませんでしたし、クリス達の結末は彼らにとっては希望のあるものだったと思います。

アレクサンドラは人間たちの世界(白)、クリスはヴァンパイアの世界(黒)という認識です。

最後のキャラクターシルエットなんですが…これがちょっと自分でもまだ煮え切っていないところではあるのですが、それぞれのキャラクターの感情を表しているのかなと思います。アレクサンドラは迷いながらエドガー達と対峙していました。それに対しクリスはエドガーをヴァンパイアにすることに躊躇はありませんでした。躊躇している場合ではなかったとも言えますが。ラストではアレクサンドラはノエルが完全にヴァンパイアであるという事実に打ちのめされ、クリスはエドガーと共に「約束の地(仮)」へと辿り着き希望を得る…彼らは常にアシンメトリーなのです。それがこのジャケットには描かれているのではないか…と、ジャケットを改めて見てみた印象はこんな感じです。

 

ではでは、お次は私の妄想語りです!考察には全くなっていない妄想の産物を語っていきたいと思います!

ええと、ここで話したいのはですね、考察パートでもすこーしだけ出した話なんですが…「アレクサンドラがアンジェラの生まれ変わりである説」です!

これは考察記事で最後の謎として扱った「エレオノーラの最期の言葉の謎」を考えていて生まれた説です。

順序立てて話すために、まずはエレオノーラの持つ能力について話していく必要があります。考察記事で書いた通り、エレオノーラには「ヴァンパイアを判別する力とヴァンパイア適正を見抜く力」があります。この能力がいったいどういうものなのか?何を以ってヴァンパイアを判別したり、適正を見抜いているのか?私は、「魂を見て判別している」と考えました。これに関しては妄想なので根拠とかはないです。が!この「魂を見てヴァンパイアかどうか判別している」というのは、言い換えれば「対象の魂を見ることができる」というわけですから、アレクサンドラの魂を見て、自らの"いとし子"アンジェラが見えたのでは?と繋がるわけです。アンジェラが生きていた頃にはエレオノーラも人間だったので、無論この能力は持っていません。つまりアンジェラの魂は見た事が無いハズです。なので、斬られて致命傷を負わされた土壇場でアレクサンドラの魂にアンジェラの姿が垣間見えた…ということなのかな、なんて妄想をね、してたんですよ!

ただこの説に関しては、「こうだったら面白いな~」という私の妄想なので、そういう考え方もあるんだ程度に考えてもらえればと思います~!

 

以上で、本当に夜想令嬢の考察記事は終了です。おまけまで読んで下さった方は本当にありがとう。すき。また別記事でお会いしましょう。サヨナラ!